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USER VOICE
2023.02.10

【USER VOICE】Kimio

TNERの利用者さんにお話を伺う「USERVOICE」。
今回はレンタルキッチンTNERCAFEを利用してお菓子を販売している『Kimio(キミオ)』の早川さんにお話を伺いました。



Kimio(キミオ)
2022年初夏にオープンした店舗を持たないお菓子屋。「健康に食べ続けられるお菓子」がモットー。地元宮城・東北をはじめとした全国各地の美味しい食材を取り入れたこだわりのお菓子。現在は月に1度オンラインで販売。


店舗を持たないお菓子屋


「自分で0から一歩ずつ物事を積み上げる経験をしたい」。
その想いが、お菓子屋を開くきっかけとなりました。お菓子屋を選んだのは自分の特技を活かしたいと考えたから。やるからには妥協したくないと、製菓専門学校での勤務経験を積むことから早川さんのチャレンジがスタートしました。


好きな製菓の仕事に携われることが楽しい反面、他業種からの転職ということもあり、さまざまな戸惑いもあったと言います。そんな経験を経てオープンしたのが『Kimio』。この店名は町医者だったお祖父さんの名前から。安心・安全な食材を用いることで、健康になるためのお菓子を届けたいという願いが込められています。

拠点として選んだ『TNER CAFE』


早川さんはオープンするまでの道のりを「経験のないことの連続で、徹底的に調べ、不備がないように整えていく作業は根気が必要でした」と振り返ります。

お菓子屋さんを開こうと考え始めた当初は、店舗を構えるか悩んでいたという早川さん。コロナ禍ということもあり、ライフステージを考えてレンタルキッチンで最初の一歩を踏み出すことに。レンタルキッチンを探すうちにたどり着いたのが仙台市二日町にある『TNER  CAFE』でした。


建築物も好きだという早川さんは以前よりTNERをご存知だったそうで、運営会社エコラが手がけるリノベーションによる空間づくりやアイディアにも魅力を感じていたとのこと。ショップカードのちょっと変わったデザインも印象に残っていたと教えてくれました。


実際にキッチンスペースを見学した際に、親切で温かな雰囲気だと感じたこと、そして信頼できる衛生管理が『TNER CAFE』を使用する決め手になったそう。
「そんな場所でお菓子を作れることを、感慨深く思いながら使用してます」と早川さん。縁が繋がって『TNERCAFE』を選んでいただけたこと、スタッフとしても嬉しく感じます!

『TNER CAFE』を使用した感想を伺うと、「1人で作業するには十分な広さと設備ですね。レンタルキッチンなので毎回材料を運ぶ必要はありますが、エレベーターもあり近隣にコインパーキングもあるので不便ではありません。また製菓材料店も近くにあるので、いざという時にはありがたい場所だと感じています。」と教えてくれました。

お菓子づくりのこだわり


『Kimio』のお菓子は「できるだけシンプルな材料で味に奥行を持たせること」がこだわりポイント。食感や香りで美味しさが変化するため、微妙な見極めを大切にしています。

イチオシ商品を伺うと、「どれもイチオシ!」との回答が。強いて言うならば、と挙げてくれたのはチーズケーキとクッキー。リピートのお客さんも多く、早川さん自身の励みになっているそうですよ。

「“大切な日”や“気合を入れる日”には『Kimio』のお菓子を食べる」というお客様からの声も届いており、日常の大切な瞬間に必要とされていることに喜びを感じていらっしゃるようです。


こだわりはロゴにも。お祝い事の際に使用される「梅の水引」がデザインされています。無病息災や固い絆という意味があり、このロゴに『Kimio』のコンセプトをぎゅっと詰め込んでいます。


早川さんのイメージをお姉さんが形にしてくれたとのことで、ご家族からも心強い応援を受けていることを感じます。
和モダンな雰囲気のパッケージやショップカードも、『Kimio』のお菓子を購入する楽しみの一つになりそう。アート鑑賞の趣味が高じて、アーティストさんとのコラボ実現に向けて準備中なのだとか!こちらも実現が楽しみですね。


これからの『Kimio』


「お客様はもちろん、『Kimio』に関わる全ての方に信頼してもらえるお店を目指しています」。
早川さんの言葉からは、お客様や『Kimio』の活動を応援してくれる人、支えてくれる人への感謝の気持ちがひしひしと伝わってきます。

まだまだチャレンジしたいことは山のようにありますが、まずは1周年に向けてお客様に還元できる企画を考え中。そしてこれから先の数十年に向けて、基盤づくりにも励んでいます。

ゆくゆくは自分の店舗を構えたいと考えている早川さん。洗練された空間づくりと本格製菓に重きを置いた、地域活性の足がかりとなるような場を作ることが目標です。

「地域食材をフレッシュな状態で加工したり、デセール(皿盛りデザートやパフェなど)を提供するお店にしたいです」。


現在は週5日のお仕事を続けながら運営されており、オンライン販売が中心。今後はイベントなどへの出店も増やしていきたい、と早川さんはチャレンジ精神も旺盛です。
『Kimio』のInstagramでは定番商品やこれまでに販売した期間限定の商品も紹介されています。販売情報もこちらで発信していますので、ぜひチェックしてくださいね。



今回は『Kimio』の早川さんにお話を伺いました。
レンタルキッチン『TNER CAFE』に興味がある方、早川さんのように店舗を持たずにお店をひらきたいとお考えの方は、お気軽にTNERまでご相談ください。
お問合せはこちら


「TNERのレンタルキッチンはどんな場所なの?」と気になった方は、こちらの記事をご覧ください。設備の情報や営業許可についてもご紹介しています。
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