9月にスタートした「はじめるキッチン！vol.2」は、11月9日のプログラム6回目の講座をもって終了いたしました。今回は、プログラム5回目の試食会、そして最終回の様子をご紹介いたします。
（ プログラム4回目までの中間レポはこちら )

【 試食会の様子 】

プログラム4回目の後、それぞれに商品の試作やパッケージ、ディスプレイなどの準備をして挑んだ試食会。試食会とは、実際に商品を食べていただき、味や見た目、コンセプトなどについてご意見をもらおう！というものです。

スタート前には緊張感が漂っていましたが、いざ始まると、自分の想いやコンセプトも交えて、しっかり商品の説明をしていました。

商品はもちろん、パッケージやディスプレイにもこだわり、受講生それぞれの個性やコンセプトが表現されていました。その場にその人がいなくても、誰のブースなのかがすぐにわかるくらい、受講生それぞれの“色”になっていたのは面白かったです。
それだけ受講生のやりたいことや、表現したいことがしっかり固まっていたのだと思います。

アドバイザーの皆さんには試食後、講評用紙に感想やアドバイスをご記入いただきました。皆さん真剣にじっくりと記入してくださり、その様子に受講生は期待半分、不安半分という雰囲気。用紙だけではなく、商品について、パッケージやディスプレイについて直接アドバイスをもらう場面も。率直なご意見やアドバイスをいただく貴重な機会になり、受講生にとって大きな意味のある1日になったと感じました。

【 プログラム6回目、最終回 】

試食会を終えて、良かった点や反省点を振り返える回となったプログラム6回目。
講師は初回講座と同じく株式会社ゆいネットの稲葉雅子さんです。
これから実際に販売するために、そして継続していくためには何が必要なのか、どういう考え方があるのかなどをお話しいただきました。

商品の値付けに関するお話の中では、実際に販売されているフルーツケーキを例に「これはどんなところで売っているのか」「値段はいくらか」「また食べたいと思うのはどれか」という、食べ比べも。最終回ということもあり、和やかな雰囲気で、しかし皆さん真剣に稲葉さんのお話に聞き入っていました。

9月から約2ヶ月、様々な分野を学び、実際に商品やパッケージも作りも経験しました。今後については当初の目標に向けて動く方もいれば、考えが変わった方も。それぞれの今後の目標を発表し、はじめるキッチン！は全工程終了となりました。

【 講座を終えて 】

全員で集まる講座が最後ということもあり、帰り際は名残惜しい雰囲気も。試食会に関しては、ほとんどの方が自分の商品を食べてもらうのが初めてだったこと、その緊張もあり、とても疲れたことと思います。その中にも充実した表情がうかがえたことはスタッフとしても嬉しく、頑張ってきた皆さんを誇らしくも感じました。
講座としては終了となりますが、受講生の皆さんにとっては、目標に向けてスタートを切ったばかり。
TNERは今後もサポート、応援を続けていきます。