TNERを会場に開講した食の小商い塾「はじめるキッチン！」。
2回目の開講となる今回は9月14日よりスタートし、6名の受講生が小商いについて学んでいます。

「はじめるキッチン！」は、各分野の専門家から飲食の仕事について実践的に学ぶ講座。
初回の講座は株式会社ゆいネットの稲葉雅子さんを講師にお迎えし、小商いの基礎について学びました。
受講生同士が顔を合わせるのも初めてだったこの日、みなさん多少緊張した面持ちでいらっしゃったのが印象的でした。

プログラム2回目では、秋保のテイクアウト専門ショップ「ORGAN」や塩釜のvegan&Rawのレストラン「a good table’Chariot」を手掛ける早崎陽子さんが講師として登壇し、飲食店の実務についてご自身の経験を交えながらお話しくださいました。

この回では先輩ゲストとしてご参加いただいた「はじめるキッチン！」1期生の保坂奈緒さん（ヒカルごはん）にもお話を伺いました。

プログラム3回目ではブランドデザイナーとしても活躍中のFOLK GLOCAL WORKSの奥口文結さんを講師に、ブランディングなどについて学びました。
ブランドとはなにか？屋号やロゴをどう考えるのか。受講生さん達も自身の「ブランド」について真剣に考えていました。

初日の最初こそ緊張感があったものの、講座中のワークで自身の想いや目標についてお話しする際には、皆さん活き活き、キラキラしていて。

それぞれに強い想いを持ってこの講座に参加しているんだなぁと感じました。

講座を受ける中で自身の課題に気付いたり、想いを再確認したり。同じ志を持つ人と話すことも刺激になっているようです。
受講生それぞれが「自分のやりたいこと」に向かって進んでいます。

プログラム4回目は講座とは少し違う形で、試食会に向けての準備の日となりました。講座を通してアドバイザーを務める(一社)GrannyRidetoの桃生さんによるお悩み相談の時間も。

当初「マルシェで販売まで」を計画していた「はじめるキッチン！」ですが、諸般の事情によりマルシェの開催が難しくなってしまいました。
そこで、今回は受講生の作ったお菓子やパンを試食し、ご意見をもらおう！という試食会へと内容を変更いたしました。
（一般参加はありません。マルシェの開催を楽しみにしていた皆さん、ごめんなさい）

受講生それぞれの屋号も決まり、そこに込めた想いも発表してもらったプログラム4回目。
メニューについてはまだ迷っている方もいらっしゃいましたが、試食会に向けて試作などに動き出しています。

試食会は10月の最終週を予定。その模様はまた次回、お伝えしたいと思います。